2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 解釈なのか翻訳なのか

(個人の)内なる言葉に沈潜するときも、同様です。内なる言葉は、同時に客観的な言葉です。 私たちの内面が語っているのではなく、私たちの内面の舞台の上で、世界が語っているのです。*1 シュタイナーの語るこの言葉をどのように理解したよいだろうか。主…

共有可能性

“小春日和”という言葉、わかりますか?たぶん大体の人がわかると思います ただし、全員が全員、自分で思い浮かべた意味は違うと思います。さて、辞書の登場です「小春の頃の穏やかな気候。日本付近が移動性高気圧におおわれたような気圧配置のときに現れる。…

個人的なシュタイナー論 ベータ版その1 12/10加筆訂正版

シュタイナーの思想は果たして“オカルト”なのか。この問いを肯定し、思想家ルドルフ・シュタイナーを抹殺してしまうのは簡単である。しかし、今や世界に広がった教育家ルドルフ・シュタイナーの創始したヴァルドルフ教育、日本では「シュタイナー教育」で広…

クロストーク的、パラレル気味

昨日は諸事情のためゼミ参加が遅刻になりました 高神(その場をその場ならしめる聖霊)と到来神(主観と客観などの“この世”と“あの世”をつなぐ聖霊)で言えば 昨日はゼミが多少なり落ち着いた時間に僕が途中参加しました 途中いろんな到来神がでたのでしょう。笑…

 音楽とクオリア Sagesse Sauvage外伝。笑

音楽はやっぱ生音がかっこいいと思います。CDは手軽だけどなぁ…MDの方が、iPodの方が…便利便利でも、レコードの方が音が素敵って言いますよねてことは生音<レコード<CD<MD等々だな。うん。そうに違いない。笑さてさてなんでこんなふうになる…

 社会についての一考察、主観のみで。

今回は前回当り前な世界でジタバタ - 徒然のエクリチュール以上の大変なことが起こります。笑昨日のゼミの後、帰り道で後輩が言いました 「発言に直感が少ない気がする」 それは俺の「議論を壊す気がするから、直感で話すのは抑える」 って話題を受けてのこ…

個人の話、主観の話

今年僕はサブゼミにおいて SSG(Social Studies Group)と幼児教育分科会に入っています。 ちなみにSSGって言っても左じゃないからね。笑で、SSGの方は14人という大所帯なのですよ。すごい難しいんです、SSGは。まず、全員集合が難しい。笑な…

 3部作の解説

解説 ― 論文3部作を通しての佐藤ツヨシについての考察と解説 ― 彼は06年度の論文を通して、何を語ろうとしていたか。今回、幼児教育分科会論文の最後のスペースを彼から頂いたのでできうる限り、彼についての考察を行っていく。 彼は幼児ゼミ、SSG、ね…

 第5章

5 世界のカタスミ ⇔ ハートビートワンダーランド ― おわりのはじまり ― ≪フラクタル≫という聞きなれない言葉をキーワードにして、この論文を完成させた。当初はメディアリテラシーについて、途中、コミュニケーションについて等々、大小のメインテーマの変…

第4章

4 コミュニケーション→フラクタル×メディアリテラシー 〜 創造的で想像好きなボクら 〜 人間自身もさまざまな情報を発信するメディアである。そして、すでに述べたように、人間もまたフラクタルな存在である。そう考え、メディアリテラシーを自分なりにもう…

第3章

3 私的なメディアリテラシー考→メディアリテラシーへの架け橋 前章において、フラクタルという聞きなれない言葉を使って、個人、集団、情報のフラクタルを述べてきた。この世界全てがフラクタルな多面体で出来上がっていると考えてみると、少しだけ気楽でい…

 第2章

2 ≪なんとなく、フラクタル≫ to Our Psychic Community 大と小の自己相似、ここになにかのワクワクというか光る何かを感じたのだが、この考えを図形で留めるのはもったいないのではないか。今回はこのフラクタルの考えを人間や情報に当てはめていこうと思う…